About C22 and C23

[自機と主人公について]

●About C22 and C23

- 自機と主人公について -
戦闘兵器型端末SMDシリーズ  SMD-24-OX 五月雨
型式番号SMD-24-OX  “五月雨”
全長13.2m
全高4.8m
乾装重量22.0t
全備重量47.8t
乗員1名
動力SMD機関
装備
主砲パーティクルキャノン
特殊装備ディメンションアブソリュートバリアシールド
SMD-24-OX 五月雨
戦闘兵器型端末とは、M.R.S.の情報収集用デバイスの一形態である。
高い戦闘能力を有し、戦闘地域にて活動を行うための存在である。
大気圏内外両用、万能戦闘機の2号型4番機。
ユニットの小型化、装甲を含む武装の簡略化などを見るところ、2号型は量産を意識した機体なのではないかと推測される。
そのためか、機体自体の性能は0号・1号型などよりも低いとされる。
だが大気圏脱出能力を有し、次元間障壁をコントロールできるなど想像を絶する能力を持っていることに変わりはない。
ちなみに、OXと記された機体は近接戦用に推進機関や電子兵装を特別調整された特攻機仕様である。

Type2-4の最も特筆すべき点それは乗員1名が搭乗するという部分にある。
つまりパイロットとして一人の人間を必要としているのである。
Type2-4自体にも他の機体と同じように戦闘用AIが搭載されているが実際の操縦や判断などは乗員に任されている。

これは判断・操縦系統に人間という生物が使われているにすぎない。
ようは機体の一部品が生体ユニットであることとほぼ同義であると見ていい。
しかし、脳髄のみを搭載しなかったのは、M.R.S.が人間というひとつの個体としてのシステムに関心があったのではなかろうか。
戦闘兵器型端末SMDシリーズ  SMD-31-FX1 月喰
型式番号SMD-31-FX1  “月喰”
全長14.2m
全高5.2m
乾装重量27.6t
全備重量72.2t
乗員1名
動力SMD機関 Ad
装備
主砲パーティクルキャノン
特殊装備ディメンションアブソリュートバリアシールド
セルフ=アブソリュートドライバー
SMD-31-FX1 月喰
SMD-31-FX1“月喰”のデータがM.R.S.内において最も新しいデータであり、以下のデータは解析途中のものである。

SMDシリーズの最終バージョン。3号型SMD機“月喰”。
3号型は完全な量産仕様として設計されており、ほとんどが2号型の五月雨とほぼ同じ構造を持ち、多少大型化したものの基本性能は“五月雨”と同等とされる。ただ、FX1“月喰”とされる機体にはなぜか次元航行装置なるものが搭載されている。

FX1に搭載されている次元航行装置「セルフ=アブソリュートドライバー」とはSMD-00xに搭載されていたアブソリュートフィールドドライバーをディメンションアブソリュートバリアシールドとは全く異なる方法で調整することにより、他次元空間において絶対領域を展開せずとも自己の存在を確立させる装備である。

3号型は何機か量産され、量産通常機体にはC22-B型、FX1には新たにC23型という生体ユニットが搭載たらしきデータが存在している。
生体ユニット C22
C22
五月雨の操縦ユニットとして産み出された存在である。
データによれば、その乗員はM.R.S.が製造した女性型の人造人間と見られている。また成長固定されており、外見は少女の風貌である。


地球帰還時、五月雨から発見された彼女は完治不能とも思える重傷を負っていたが、数日のあいだに治癒し、五月雨の残骸をなんらかの方法で隠蔽し、脱走した。

これは五月雨落下地点から十数キロの場所に居住する医師からの情報である。

近年、地表面に落下した隕石とおぼしき物質がこの“五月雨”である可能性が高い。実際にこの落下物を確認した人物が搭乗者を一時的に保護したという情報もある。だが、現在はその“五月雨”の残骸らしき落下物と共に行方不明である。
C22
生体ユニット C23
C23
月喰の操縦ユニットとして産み出された存在である。
C22とほぼ同じ風貌であるが、C23は意思を持ち、より人間に近い存在であると見られている。
これは他次元空間において自己の存在を確立させるための手段であったのではないかと推察される。

月喰とともに行方不明であり、月喰は次元跳躍などが可能であることなどから、これらM.R.S.製兵器の消失となんらかの関係があるだろうと推察される。