日本ひねり揚げ協会

JHAについて

20世紀、資本主義が様々な製品の工業化を牽引し、多くの製品が大量生産され、安価で質の高い製品を消費者に届けることが可能になりました。 ひねり揚げのようなスナック菓子やファーストフードはその最たるものです。これらの食品の製造に必要な原材料そのものも、より生産性が求められるようになりました。

その中でも遺伝子組み替え食品は、農薬に対する高い耐性、画一化された作物形状と味、早く一律した生育速度など、製品として極めて高い品質をもつ優れた製品です。在来種への波及効果も高く、自然界を席巻するほど強い生命力を持っています。 また、遺伝子組み替え品種に関わらず、現在広く生産され消費者に提供されている多くの野菜や作物は一世代限りで潰える特性を持っています。農家などの生産者は種子を作る必要がなく、作物の生育に専念できるのです。 また、安価な食肉を生産するためには安価な飼料が欠かせません。飼料に使われる遺伝子組み替え品種はメーカーによって数ヶ月間のラットによるテストを行い、その期間においての安全性は確立されています。

ひねり揚げはこういった原材料の恩恵を受けています。小麦粉やうるち米はもちろんのこと、揚げるための植物性油、味付けに使われる食塩や各種エキスも同様です。これらのおかげで消費者のもとへ安価で質の高い商品が届けられるのです。
こういった原材料の生産生育の変化に伴い、ひねり揚げを取り巻く環境も変化してくことでしょう。JHAはひねり揚げの未来に取り組んでいきます。

JHAの活動方針

  • ひねり揚げの安全を確保する為の原料品質保証と安定供給体制活動
  • 原料の安全・安定供給の強化に向けて、国内農業との連携育成、問題解決。
  • ひねり揚げ売り場の拡大につながる食育・マーケティング活動
  • ひねり揚げの美味しさだけでなく、お客様の消費に対する楽しさや健やかさ、そして偏食の精神とテーマを、ひねり揚げに具現化すべく商品のサービス活動を行う。
  • 小麦粉や植物油脂など、ひねり揚げにおける高付加価値加工食品を提供する為、メーカーに加え原料供給・サービス企業や小売業、さらに海外団体も含め、全ての関係者と共同で研究や技術について相互に研鑽する。